近年、ゴミ処理や下水処理施設の経年劣化が進んでおり、その改修が課題となっています。最終処分場についても新しく確保するのが困難な状況であることから、今後もリサイクルの促進を行い施設の延命化を図る必要があります。
一般的な焼却施設では生ゴミ1tを焼却することで発生するCO2量はおよそ3t 以上といわれています。生ゴミ1tの運搬に要する燃料から排出されるCO2 量は15.9kg、焼却に要する燃料から排出されるCO2 量は1979.0kg、燃焼する際に排出されるCO2量は56.4kg となっており、その他作業で排出されるCO2とあわせて多くのCO2が排出されていることがわかっています。
ALINは焼却することなく亜臨界水処理によってゴミを処理するため、CO2の排出を抑えることができます。 ALIN施設で1tのゴミを処理しようとした場合、およそ0.3tのCO2の排出のみに抑えることができます。
近年、焼却場建設費が高騰している傾向にありますが、ALIN施設は焼却場建設費に比べて約半分の価格で建設することができます(※詳しくはお問合せ下さい)。また、焼却施設よりも低温処理なのでメンテナンス費用も圧倒的に少なく抑えることができます。