2025年4月13日から2025年日本国際博覧会(略称:大阪・関西万博)が開催されました。
開催前から今も賛否両論ありますよね。さりとて、個人的には一度は行ってみたいと思っています。もちろん「月の石」や様々な国のパビリオンにも興味はあります。でも、やはり環境問題にどう向き合っているのか見てみたいからです。
ということで今回は取組の一端をご紹介していきます。

資源循環
EXPO 2025 グリーンビジョン(概要版)(https://x.gd/expo_circular)に排出量推計、目標設定が記載されています。
そこでは大きく2つに分類されています。1つは施設設備関係、もう1つは会場運営関係です。
目標リサイクル率は、施設設備関係が98.1%、会場運営関係が57.1%です。
私が注目したのは会場運営関係です。
赤枠の項目ですが、目標リサイクル率2.7%となっています。2.7%!?じゃあ削減後量の3,459.5tはどうなるのか…。なので深掘りしていくと【廃棄物管理及び廃棄物収集運搬処分業務仕様書】がありました。そこにはリサイクルの優先順位が明記されていました。
1. マテリアルまたはケミカルリサイクル
2. 1.のリサイクルが困難な場合には、RPF化
3. サーマルリカバリーは不可
特筆すべきは3.です。サーマルリサイクル(プラスチックが泣いている Part2 プラスチックが泣いている Part3)ではなくサーマルリカバリーの表現。リカバリーだからリサイクルには含まない、だから不可。大阪・関西万博、さすがです。
とは言え、結局3,459.5tの大部分が焼却含むサーマルリカバリーだろうという現実もあります。
具体的取組
上記表の黄枠は全て目標リサイクル率100%となっています。素晴らしいチャレンジと思います。取組内容(分別区分処理)は【廃棄物管理及び廃棄物収集運搬処分業務仕様書】に明記されています。じっくり読むとリサイクル100%の達成には出展者サイド、廃棄物処理業者だけでなく私たち来場者も含めて、かなり力を合わせないと難しいことがわかります。
来場者目線で言うとマイボトルやエコバッグの持参をする。あと大事なこととして飲食をした際は食べ残し、飲み残しをせず捨てるべき所に捨てるべき状態にして捨てる。当たり前と思われる方も多いと思います。しかし結構できていないことでもあるんですよね。
まとめ
正にこういう場所でこそALINのパフォーマンスが発揮できると強く思います。
えっ?ALINは出展されているの?と思われた方もいるかもしれません。ただ、残念ながら出展できておりません…
しかし、次は2027年国際園芸博覧会(略称:GREEN×EXPO 2027)が2027年3月19日(金)~2027年9月26日(日)まで神奈川県横浜市で開催されます。テーマである【幸せを創る明日の風景】を実現するためにALINが貢献できることがあれば喜んで馳せ参じます!
🄫Expo 2027
ではまた来月お会いしましょう!