お気づきでしょうか。当HP(理念)に国内の廃棄物量を掲載していますが更新しました。
ということで今月は廃棄物量に関して進めて行きます。

前年度比
一般廃棄物排出量は前年度4,034万tから令和5年度は3,897万tと約3.4%減でした。一方、家庭ごみは前年度496gから令和5年度は475gで約4.2%減になっています。また、直接焼却率は前年度80.1%から令和5年度は80.3%です。
産業廃棄物排出量は。前年度37,600万tから令和4年度は37,400万tと0.5%減でした。ただ、最終処分量は前年度883万t約20万t増加した902万tとなっています。
そして特別管理産業廃棄物の感染性産業廃棄物は前年度50.3万tから令和5年度は45.7万tでした。
※最新値は全て速報値
基本方針変更
今年、令和7年2月に「廃棄物の減量その他その適正な処理に関する施策の総合的かつ計画的な
推進を図るための基本的な方針」の変更がありました。
出典:https://www.env.go.jp/content/000291891.pdf
基本方針の改定に当たっては、第五次循環型社会形成推進基本計画の目標値と整合させる形
とし、目標値とする。
前回基本方針から上方修正・下方修正とありますが、現状に即しつつ基本計画を踏まえ変更された内容ですね。
まとめ
総体的に廃棄物の排出量は減少傾向です。企業や私たちの環境への意識の高さが表れていると感じます。はほぼ横ばい。
しかし、課題もあります。それは率が変わっていないことです。リサイクル率はほぼ横ばいです。総排出量が減少し、且つリサイクル率が向上してこそ環境問題の成果だと思います。
つくる側の課題、処分する側の課題とも言えます。では、使う側は何ができるか。それはやはり何を選ぶかですよね。
つくり手良し、使い手良し、処分側良しでこそ環境問題の解決に進むと言えます。
これからも量だけでなく率にも注目していきましょう!
ただ、それでもどうしても何ともできない有機系廃棄物はALINにお任せください!
ではまた来月お会いしましょう!