コロナ禍とコロナ前で医療廃棄物の排出量を比較するとその量は増加しています。医療機関から排出される感染性廃棄物は、入院患者が多いほど増加する傾向があります。
感染症が落ち着いているときでも、クラスターの発生の恐れはあります。それに向けて医療廃棄物の効率的で安全な処理方法が必要となるのではないでしょうか。
使用済みのガーゼや紙おむつ、注射器などの医療廃棄物は感染性のあるものも含まれているため処理が難しいとされています。一般的には焼却による処理になりますが、焼却によって発生するCO2や焼却残渣(灰)への対策が必要です。